電動キックボードで思ったこと
こんにちは、けんたです。
9月に入りすっかり秋らしくなりつつありますが、その後皆さんいかが
お過ごしでしょうか。
さて先日街を歩いていて、電動キックボードを久々に発見しました。
一時期より見かける頻度が減ったかな?と思いつつよくよく見ると、
ナンバープレートとウインカー、バックミラーがついているでは
ありませんか。確かに公道走行を考ると、周囲の安全と道交法遵守の観点で
必要なのは理解できるのですが、バイクなど既存のモビリティーに変わる
画期的なギアという感じでないように思いました。
ただそうはいっても電動キックボードが世の中に普及し始めたのは、日本に
おけるちょっとしたモビリティー革命かもしれません。今年4月の道交法改正
案では年齢制限あるものの免許不要ということなので、一歩ずつ進展している
感はあります。
私が知る限り、公道を走れるのは四輪車以外は基本二輪車(バイクと自転車)
ぐらいで、動力源がエンジンから電動に変化することはあっても、乗り物の
形態そのものは大きく変化してませんでしたので、そういう意味では
画期的な変化かもしれません。
ただやはり個人的にはもう少し進展が早ければと思わずにはいられません。。
こういう話をすると、以前このブログで書いた深圳の「華強北」を思い出し
ます。「アジアのシリコンバレー」と言われる深圳で星の数ほどあるスタート
アップ企業が新商品のアイデア競争にしのぎを削っている世界。面白そうなら
とにかく作ってみて、ダメならすぐ修正するトライ&エラーの風土。
その開発スピード感は凄まじく、日本ではとても考えられない程の期間で
商品を上市してきます。
参考までに少し前になりますが、深圳で起きているテクノロジーイノベー
ションを紹介した面白い本を紹介します。
↓
表題「メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。」
著者:高須正和
この本を読んで深圳&華強北に興味を持ち、実際に何度か現地に訪れました。
メイカーズや中国のモノづくりに興味がある方は是非オススメの一冊です。
また中国では空飛ぶ自動車の実証実験が他の国より先行しているとのこと。
今後eVTOLなど次世代モビリティーが本格化すれば間違いなく存在感を
示してくることでしょう。
中国から帰国し既に1年以上経ち、現在の現地状況は知る由もありませんが、
恐らく今も変わらず猛烈なスピードで様々なものが開発されていると想像します。
個人的には日本人の多くの方に深圳のチャレンジングな気質とスピード感を
知って貰い、共に鼓舞していければと思います。
コロナ禍が明け往来が元に戻れば是非また現地を訪れたいと思います。
けんた