私と3Dプリンタ (前半)
こんにちは、けんたです。
最近中国やロボットに関する記事を投稿してる中で、ドローン以前にテクノ
ロジーに興味を持つきっかけになったものは何だったんだろうと考えていたら、
最初に3Dプリンタを思い出したので、本日は「私と3Dプリンタ」について
投稿します。但し長くなるので、前半と後半に分けての投稿します。
■そもそも「3Dプリンター」って何?
3Dプリンターは、簡単に言うと3次元データをもとに素材(樹脂)
を少しづつ積層しながら立体物を印刷する装置になります。
従来のプリンタは紙の上に印刷という”2次元”でしたが、3Dプリンタは
文字通り”3次元”、すなわち立体的な物を作り出すものになります。
プリント方式はいくつかあるみたいですが、代表的な以下2タイプを
簡単にご紹介。
①熱溶解積層方式・・・加熱されたノズルの中で材料を溶かして、
それを吐き出しながら層を積み上げる方式
<メリット>
・コスパが良い。
<デメリット>
・仕上がりが粗い。
②光造形方式・・・液状の樹脂に紫外線を当てて硬化させ作り上げていくもの
<メリット>
・造形精度が高い
<デメリット>
・コスパが良く無い。
・加工時間が長い。
①②ともにプリンタ実機の価格はピンキリで、例えば①の家庭用であれば3万円
前後からネットで購入可能になってます。
後でも触れますが、3Dプリンタは意外に普及が進んでいない為、それがどの
ようなものか、それで何が出来るのか、これまで3Dプリンタを見たことない・
使ったことない方は、イメージし辛いのではと思います。
Youtubeなどで関連動画がたくさん出てますので、これを機にまずはいくつか
見てみて頂けると幸いです。
■私と3Dプリンタとの出会い
・私が最初にその存在を知ったのは10数年前。
仕事で業者の方が3Dプリンタで作ったサンプルを持ってきた時でした。
データ完成の翌日にサンプルを持ってきたので、短納期の素早い対応に
驚いたとともに、サンプルがあるとそれを基に打ち合わせが深まるので非常に
いい制作ツールだと感心したことを覚えています。
但しその時は3Dプリンタで制作したと聞いただけで、
特に気にも止めずそれで終わります。
・その数年後、個人や小集団でモノづくり・創作活動をする「メイカーズ」に
興味を持ち、関連する本の中で紹介された3Dプリンタ活用事例を読むうちに、
自分も一度使ってみたいと思うようになります。
・約2年半前、おおたfabさんの「はじめて3Dプリンタ講座」に親子で参加。
3Dデータを作り最後に3Dプリンタで造形するところを間近で見て、家でも
造形してみたいと思いました。
・そして約2年前、ECサイトでセールしていた家庭用3Dプリンタを遂に購入。
出会ってから購入するまで随分時間が経ってますが、こんな感じです。
話が長くなりそうなので、前半はここまで。
次回は3Dプリンタ購入後のあれこれについて投稿したいと思います。
けんた