ドローンパパ けんたのブログ

ドローンからはじまるアナザーストーリー

夏休みの自由研究

こんにちは、けんたです。

 

暑い日が続いてますが、皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。

 

8月も後半に入り、子供たちはそろそろ宿題が気になり始めた頃だと

思います。

 

特に自由研究は、テーマ選びに悩むところだと思います。

 

我が家でも息子が散々悩んだ結果、モノ作り活動として3Dプリンタで何か

作ってみようということになりました。

 

とは言え、息子は3DプリンタもCADソフトも随分ご無沙汰で、使い方をすっかり

忘れており、本人曰くどこから手をつけて良いか分からないとのこと。

 

そこで私から前回お父さんがやった3Dプリンタ制作手順を参考にしてみれば

とアドバイスをしたものの、一人では心もとなさそうだったので私もサポーター

として見守ることとしました。

 

但し今回の自由研究を始めるに際し、以下3箇条を息子と定めました。

 

■自由研究3箇条■

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①スケジュール計画を立て、時間を決めてやること。

②大まかな制作過程はアドバイスするものの、基本自分で調べること。

 分からないことが出てきたら、まず自分で調べること。

 それでも分からない時に質問すること。

③細かいところには拘らず、なるべく感覚重視で進めること。

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この三箇条は、①は何事にも必要な”時間管理”を、②は”自主性・主体性の

育成”を、③は”モチベーション維持・向上”を狙い設定しました。

 

 

そして出来上がったのが、こちらの戦車です↓

自由研究作品完成

 

■(制作を終えて) 所見■

・クオリティーは別として、ほぼ初めてにしては良く出来たと思います。

 

 自由研究前に取り交わした3箇条についても、それなりに対応出来てました。

 ↓

 ①時間管理→制作日時を自ら決めて進められた。

 ②自主性→ネットを駆使し、分からないことは自分で解決しようと努力した。

 ③モチベーション→クレイ(粘土)やスケッチを基に、自分の感覚を

  頼りに制作出来た。

 

小学生の自由研究は、単に作品のクオリティーだけでなく、制作を通じて

経験することや考えることが重要だと改めて感じました。

 

■制作工程を振り返って

 

一方、今回の自由研究を3Dプリンタ制作工程の観点で振り返ってみたいと

思います。

 

【3Dプリンタ制作 各工程インプレ】

 

①クレイ作り

→前回同様紙粘土を使うことになってしましたが、イメージを可視化するには

 この工程は非常に重要と再認識。特にサイズ感の把握、パーツ構成の確認を

 物理的に出来るので初心者はお遊びレベルでもやった方がいい。

 

②ラフスケッチ

→①で確認した内容を、絵と数字の情報で書き留める作業。製図のイメージ作り

 の為にも①とセットで行うのがオススメ。

 

③3D図の作成

→今回はThinkercadを使用。直感的に作業が出来、短時間で製図完了。

 

④3Dプリンタで出力

 →今回もANYCUBIC MEGA-Sを使用。

 途中フェライト送りがうまく行かずプリント作業中断。。

 プリンタの調整に時間を要したが、なんとか復帰し最後まで作業完了。

 

⑥パーツ組立

→接着剤でパーツを固定し組立完了。今回接着順序も大事だと再認識。

 

全体の流れはざっとこんな感じてです。↓

夏休み自由研究 3Dプリンタ制作工程

いかがでしたか。

 

夏休みも残りあとわずか。

皆さんも是非お子さんとモノづくりに挑戦してみて下さい。

 

けんた