ドローンパパ けんたのブログ

ドローンからはじまるアナザーストーリー

お家でささっとモノ作り

こんにちは、けんたです。

 

9月も後半に入り、台風の影響生憎の天気が続いてますが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

私も週末の大雨でどこも出掛けられないので、家でのんびり過ごそうかと

思っていたものの、家事雑事で意外に忙しいことになってます。。

 

そんな折、先月3Dプリンタを使った息子の自由研究の記事ををふと思い出し、

休憩の空き時間で何か作ろうかとネタ探ししてたら、雑誌に載っていた

プロペラ機(飛行機)を発見。今回の制作物をプロペラ機と決め、

早速制作チャレンジしてみました。

 

■制作における注意事項 3点■

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①制作時間を決めること

→ダラダラ制作しないという意味で、今回は目標3時間。

②工程は以前の制作工程を踏襲

→前回ご紹介した工程がかなりしっくりきたので、効率性も考慮し

 今回も同様の工程で推進。

【制作工程】

「クレイ→ラフスケッチ→3D製図→3Dプリンタ出力→パーツ組み立て」

③イメージ優先で臨機応変に進める

→限られた時間でどれだけイメージに近づけられるかということを

 意識する。

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上記を念頭に、いざ制作!

 

そして出来上がりはこんな感じです。!

以前作ったドローンスタンドに載せたプロペラ飛行機

では今回も簡単に制作工程を振り返ってみます。

 

■各制作工程のインプレ■

 

①クレイ作り

→やはりイメージを立体的に可視化するには重要。

 初めて作るものは特に効果あり。

 

②ラフスケッチ

→①同様にこの工程も非常に重要。この工程で絵のイメージを数値化する

 ことで、この後の3D製図の工数短縮につながる。

 

ラフスケッチは型にはまらず思いのままに書いてみるべし

③3D製図

→今回はFusion360を使用。ラフスケッチ通りに進めると1つ問題が発生。

 主翼を左右分割型すると、円筒型且つ微妙に寸法を絞っている機体胴体との

 接合部形状が複雑化し製図工数増。

 そこで発想転換し一枚翼に変更、胴体に空洞を作りそこに差し込む形とした。

 

④3Dプリンタ出力

→各パーツの出力時間を1時間内メドとし、いつものANYCUBIC MEGA-Sで

 出力。

 

 全パーツを集めるとこんな感じ↓

 

プロペラ飛行機 パーツ一式

 ご覧の通り、出力してプロペラサイズが思いの外小さいことが

 分かりました。。

 

⑤パーツ組み立て

→主翼は胴体に差し込み、それ以外の部品は接着剤を使って組み立て完成。

 

■制作を終えての感想■

プロペラ以外、大体イメージ通り作れました。

また目標時間ですが、ちょっとオーバーし結果4時間でした。

 

制作途中にもう少し手の込んだものをじっくり作った方がいいかなとも

思いましたが、終わってみると時間を決めてささっとイメージを具現化する

のは、それはそれでいいなと思いました。

 

理由としては個人的な時間的制約の他に、3Dプリンタは制作物が大型化・複雑化

すればするほど出力に時間がかかる一方で、一般的な廉価3Dプリンタでは

再現性精度に限界があることから、時間かけても必ずしも思い通りのものが

出来るとは限らないからです。

 

いかがでしたでしょうか。

 

時間や作り方、作品精度の許容範囲など、予め条件設定しモノ作りに

取り組むと、意外な事に気付けて勉強になりますね。

 

けんた